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2010/02/27

またまた、ヨナ

キム・ヨナのことで以前から気になっていることがある。

彼女のアルファベット表記は'Kim Yu-na'。バンクーバーでも'YU-NA KIM'と表示されていた。
会場のアナウンスも声援も、よく聞けばそのまま読んで「ユナ」だった。

小生、韓国語はまったくの不得手で、聞きかじりの知識しか持ち合わせていないが、ハングル表記を見た限りでは、「ヨナ」に近い発音になると考えられる。
それが何故'Yuna'なのか?

いろいろと調べてみると、韓国のローマ字表記には以前から様々な方式があって、同じ言葉についても人によって異なった表記がなされる場合もあったが、現在は、2000年7月に出された「文化厚生部2000年式」という規則に従った表記がなされるようになったそうだ。
ただ、この規則は例外として人名には適用されないため、人名については従来の表記法で『自由に』表記することが可能とのこと。
そのため、前から使っている'Yuna'を公式に届け出ることができたものらしい、

「2000年式」に厳密に従えば、「ヨナ」は'yeon-a'('yeo'はヤとヨの中間の音)となる。

ハングル Kimuyuna_hangeul_2
2000年式表記 kim yeon a
現在の表記 Kim Yu Na

そもそも、日本語には母音が5つしか無いのに対して、韓国語には単母音だけでも10の母音があり、さらに11の二重母音がある。
どなたかが考案した表記法では、'o'の字はもっと「オ」に近い音に割り当ててしまったので、'eo'の音は'u'を使うことにしょう……などということになったのではないだろうか。

例えどんな表記法を使ったとしても、その国の言葉を他国の文字で正確に移し替えることなどできるはずがない。
日本の『ヨナ』だって、ヨナちゃんが聞けば首をかしげる音なのかも知れない。

日本人からは「ヨナちゃ~ん!」、カナダでは「ユナ~っ!」と大声援を受けながら、まったく気にすることなく頑張ったヨナちゃんなのであった。

Kimyuna_kanji_2 ところで、キム・ヨナの漢字表記は「金妍児」(実際には旧字体の本字なのだが、端末とブラウザの設定によっては表示されないため、俗字を使用した)。

手元の辞書によれば、「妍」は「美しい、麗しい、なまめかしい」の意。
あの氷上の妖しい美しさは、生まれながらのものだったのか。あるいは、両親が我が子にかけた願いが叶ったのか。

kim-yu-na_wink.jpg
こんな表情も見せるKim Yu-na

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