« キム・ヨナの素晴らしさ | トップページ | 今年もお父さん! »

2010/05/17

ハイボール

久しぶりにハイボールを飲んだ。
ウイスキーは残念ながら安い輸入物だったが、懐かしさも手伝って立て続けに3杯も飲んでしまった。

九州・大分の大学に入ったのが1959年。歓迎コンパの後、先輩に連れられて入ったトリスバーで初めて「洋酒というものを口にしたのが「トリスのハイボール」だった。
1杯50円。口の中でシュワッとはじける炭酸の感覚がなんとも新鮮だったのを今でも記憶している。
1960年の酒税法の改正と『アンクル・トリス』で一躍有名になったトリスのCMで、ウイスキーが庶民のものとなり、「トリスバー」は全盛時代を迎える。
酒屋で1本300円だった「トリス・ウイスキー」は、九州のバーではストレートのシングルで40円で飲めたし、ハイボールにすると50円だったのだ。

別府にあったその店には、バイト代と奨学金が入ったときなど、卒業まで通い続け、就職して福岡に居を移してからも(ちなみに初任給は税込み2万円)、場末のバーなら60年代前半までは同じ値段で飲めた。

最近、サントリー角瓶のCMで、小雪さんがハイボールの作り方をやっていたが、当時は「角瓶」など「雲の上の酒」で、貧乏学生にはとても手の届くものではなかった。
ボトル1本が、確か1300円台だったと思うから、バーで飲めばシングル1杯が200円以上にはなっていたのではないだろうか。(そんな高い)酒を炭酸で割るなど、もってのほかだったのだ。

|

« キム・ヨナの素晴らしさ | トップページ | 今年もお父さん! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« キム・ヨナの素晴らしさ | トップページ | 今年もお父さん! »