「はやぶさ」が帰ってくるWPAとは
「はやぶさ」が帰ってくるオーストラリアのウーメラ立入制限区域(Woomera Prohibited Area; WPA)とは、一体どんなところなのか。
「オーストラリア大好き人間」としては、ほんのちょっぴり触れておきたいと思う。
前にも書いたように、WPAは南オーストラリア州の北西部に位置し、面積は12.7万平方キロ。世界で最も広い陸上射撃場であって、オーストラリア国防省によって管理されている。
まったく大まかに言うと、東西約400キロ、南北約300キロもの広さを持ち、日本の本州(22.8万平方キロ)の半分より少し大きいほどの面積がある。
州都アデレードからアリス・スプリングスを経てオーストラリア北部のダーウィンに向かうスチュアート・ハイウェイ Stuart Highway にまたがり、北西の端から北に何百キロ進むとあのエアーズロックがあることになる。(なんといい加減なレポートだことか)
10年前の旅では、残念ながらスチュアート・ハイウェイのこのエリアは走らなかったが、アデレードからパースまで約3000キロの道を延々と30数時間かけてバスで走った思い出がある。限りなく続く赤茶けた大地。何時間走っても車窓の風景は変わらない。オーストラリア大陸の広大さを思い知らされたものだった。
そんなWPAに落ちてくる「はやぶさ」を、果たして無事回収することができるのだろうか。成功を祈りたい。
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コメント
「はやぶさ」が無事に帰ってきましたね。今夜、10時30分過ぎから和歌山大学のオーストラリア現地でのInternet中継を見ていました。カプセルの早期回収を祈っています。
6/13 PM 11:50 tomoji
投稿: tomoji | 2010/06/13 23:49
tomojiさん、こんばんは
どうやら無事帰ってきたようです。
小惑星の砂が一粒でも入っていれば、まさに「快挙」ですね。
投稿: mima | 2010/06/14 00:42